人の体には関節がたくさんあります。関節があるから歩くと事もでき、手に物を持ったり、立ったり座ったり、あちこちを見回したりできるのです。普段関節なんて意識することはありませんね。しかし、何らかの原因で関節痛が起きたら、これはとても辛いものです。慢性になると一生関節痛と付き合っていかなければならないことにもなります。関節痛で最も多い部位は腰、膝、肩です。とてもよく使う関節です。また、関節痛にはさまざまな痛みの種類があります。寒くなると痛みが出る人、動かすと痛い人などです。原因もさまざまですが、関節に違和感や痛みが出たらなるべく早めに病院に行きましょう。どんな病気も同じですが早めの治療が悪化を防いでくれるのです。当サイトでは関節痛に関する基礎知識をまとめました。ご参考になれば幸いです。 いつまでも、健康で楽しく暮らしましょう。

人工関節置換手術

長年、関節痛を患っていて理学療法や運動療法、薬や注射などいろいろ手を尽くしているにも関わらず、良くならないのは辛いものです。日常生活も不便だし、早く痛みから開放されたいと誰でも思います。

電化製品は壊れると、劣化した部品を交換をすれば、再び元のようにちゃんと動いてくれます。

人工関節置換手術というこれと同じ考えの手術法があります。「人工関節置換手術」は、いたんだ関節を取り除き、人工関節を入れる手術のことです。

人工関節は、金属やセラミック、プラスチックからできています。通常、関節部分の固定には骨セメントやネジが使われますが、特殊な人工関節はこのようなものを使わなくても固定されるようになっています。どのタイプのものを使うかは、骨の状態や生活習慣によって変わってきます。

現在、人工関節を入れることのできる場所は、身体のほとんどの関節に可能となっているようですが、一般的には股関節と膝関節に多く行われています。手術の対象になる代表的なものは、変形性股関節症・変形性膝関節症・関節リウマチなどです。

手術をした場合には、しばらく入院が必要で、その後のリハビリも長期になりますので、家族の手助けも当然 必要となります。しかし確実に良くなることは間違いありません。医師や家族とよく相談して、納得した上で手術に望みましょう。

人工関節置換手術を受ける前に気をつけたいこと
手術を受けるには体力をつけておかなくてはいけません。体力をつけておけば、免疫力も高まって、手術後の回復力が早くなります。これはどんな手術にも言えることで人工関節全置換手術においても同じ事です。

ストレッチなどをして筋力を維持させておくのはとても大事なことです。体力をつけるだけではなく、手術後のリハビリも効率よく進めることができるでしょう。もちろん、自己流ではなく医師の指示に従わなくてはなりません。

その他、普段飲んでいる薬は必ず医師に伝えなければなりません。特に、関節痛によく処方される消炎鎮痛剤は出血の原因にもなるので、手術の1週間前には飲むのを止めておく必要があるそうです。

人工関節置換手術を受ける方は、体重の管理にも気をつけておかなければなりません。太りすぎていては、人工関節の劣化を早めることにもつながります。再手術はできれば避けたいものです。食生活には十分気をつけましょう。

これらは、すべて医師の指示があるでしょう。しっかりと守って、手術後の人生を楽しいものにしましょう。

人工関節置換手術の費用
人工関節置換手術にかかる費用は、平均して約200万ぐらいだそうです。もちろん、手術をする関節や使用する人工関節によって金額は変わります。

200万なんてそんなに簡単に出せる金額ではありませんが、保険が適用されます。したがって、この金額の1〜3割分を負担することになります。実質の費用は約20〜60万ということです。ただし、差額ベッド代や食費が別にかかることを頭にいれておきましょう。

1〜3割負担といっても、高齢者にとっては痛い出費です。しかし、人工関節置換手術には「高額療養費制度」というのが利用できます。一時的に医療費は支払わなくてはいけませんが、申請をすれば、後日過払い分が戻ってくるという制度です。わかりにくい場合、病院に相談すれば医療費の説明をしてくれますし、「高額療養費制度」の申請の仕方も教えてくれます。

利用できる制度はしっかり利用して、少しでも負担を減らしましょう。不安な場合は経験者の話を聞くのもいいかもしれません。
posted by kan at 17:52 | 手術